「コミュニケーションが苦手」ということは…ずーっと「苦手がつきまとう」ということ!発達障害者の世界

仕事でミス

結構楽しく過ごしていたのかもしれないな〜。ちかです。
というのも、これまでいろいろな仕事をしたりしてきて、結果的に苦しんで終わったことがたくさんあります。
それを今まで、やらなかった方がよかったことなんじゃないかと思っていました。
できないことを無理してやろうとしてしまっていたんじゃないかということです。
でも、最近色々考えてみて、たとえ最終的には残念な結果だったとしても、それが全て苦手でできないことだったわけじゃないんじゃないかと思い始めたんです。
何が言いたいのかというと、全体として失敗に終わったと思っていることも、もっと細分化してみてみたら、失敗しているのは一部なんじゃないかということです。
そしてその一部が、ふつうと違って全体に広がっているから、全てうまくいかなかったように感じてしまうのかなと思いました。
つまり、発達障害者にとっての苦手というのは、「一時的に起きる一部」ではなくて、「ずーっと連続して起きる一部」なんじゃないかということです。
発達障害者は、苦手、というか「できないこと」がコミュニケーションということになるので、どんなことをしている時も、ずっと「できないこと」と一緒に過ごしているということになるんですよね。
今回は、それがどういうことなのか考えてみようと思います!

ふつう起こる「苦手」は一時的なもの

できないことの話を家族としている時に感じたのは、ふつう「できないこと」というのは、ある一定の時間の間だけ起こることなんだなということです。
というのも、ふつう考えられるコミュニケーションが苦手というのは、「誰かと話をしている間」だけの問題なのではないでしょうか?
人と話をしている時に、その人の言っていることがわからないとか、思ったことをうまく伝えられないとか、そういうことなんだと思います。
気が合わない人とか、どうしても分かり合えない人というのは誰にでもいるものですよね?
きっと。
それが、状況の読めない人は、「今、誰かと話している時間なのか」「誰かの何かに気がつかないといけない時間なんじゃないのか」もう全くわからないです。
何を言いたいのか伝わっている気が全くしませんが、どうやって説明したらいいのかもわかりません。(笑)
↑で書いた文章と比べて書くなら、「誰かと話をしている間」なのかどうかということからもうわからないということです。
そうなるともう、気が休まる時間が全くないということになるんですよね。
これが起こってしまうがために、どうしても、自分のできることでさえ「できない。」と思ってしまうということが起きてしまうんだなと思いました。

「できること」をしている間も「できない」につきまとわれている

↑で書いたように、今まさにどんな状況になっているのかがわからないという不安があると、その時していることがたとえ得意なことだったとしても、不安を抱きながら作業しないといけないことになります。
「今これをしてていいのかな?」「もしかして今何かいけないことをしてしまったのではないか…。」「これから誰かが怒り出すかもしれない…。」と、不安な感情を持ったまま、作業を続けないといけなくなってしまいます。
こうなってしまうのは以下のような状況の場合なのではないかと私は考えました!

「できない」につきまとわれてしまう状況

これは間違いなく、自分の裁量でその時やることを決めないといけない状況のときです。
簡単に言えば、「気を利かせて動いてね。」という状況のことなんじゃないかなと思います。
でもこれって、何も難しい状況ではなく、普通は気がつくような「暗黙の了解」でさえ、発達障害者にとっては「とてつもなく頭を働かせて考えてもわかんないこと」ということなんです。
関連記事:「マニュアル」は発達障害者には役に立たない!?【働くのが怖かった理由】
つまり、ふつうはなにも自分の裁量でやることを決めていないような状況でも、発達障害者にとっては、自分の判断を求められている状況になってしまうことが多くあるということなんですよね。
だから、発達障害者に何かを頼むときは、「何時になるまでこれをしててね。」とか「何個完成したら教えてね。」とかいう説明をした方がいいと言われているのだと思います。
それを言われないでただ、「これやっといてね。」などの指示を受けた場合、「ずっとやってていいのかな?」や「もしかして、これよりも何が大事なことがあって、気がついてそっちを手伝わないといけないのかな?」とか、「いつまでに終わればいいのかな?」「やるのに何か特別な準備があるのかな?」とか、もう本当にいろいろなことに対して不安が募っていってしまうんですよね。

「できない」から逃れるためには…

逆に言えば、そういった「状況を読んで動かないといけない環境」をなくせば、得意なことに集中できる環境を簡単に作れるんじゃないかと思っています。
それをなくすには、暗黙の了解でさえも説明するということです。
これが結構難しいんですよね。(笑)
あとは、「今はこれをする時間ですよ。」と説明することだと思います。
そして、説明したこと以外のことが起きた場合にも、それをちゃんと説明するということだと思います。
でもこれって結構普通のことなんじゃないのかな?
そしてこれは、決して単純作業しか任せられないということではないと思っています。
もちろん、単純作業が得意という人もいますよね。
つまりは、そのひとの「できること」を任せられるといいのかなと思います。
というか、発達障害者に「状況を読む」ということをさせなければ、あとは普通でいいんじゃないのかなと私は思います。
結局、発達障害者にとって、唯一最大の敵が「状況を読む」ということなんじゃないかなと思います。
でもこれってふつうは「簡単にできる当たり前のこと」なので、それができないということを理解するのは大変だと思います。
でも、それがなくなれば、発達障害者にとって、とても良い環境になるんじゃないのかなと思います。

まとめ

今回は発達障害者のコミュニケーションが苦手というのは「状況が読めない」ということじゃないかという話でした!
この「状況が読めない」ということも、もしかするとふつう考えるものとは違うのではないかなと思います。
関連記事:発達障害の特徴2.「状況が読み取れない」
私が今まで悩んできたことも今回のことでかなり解消されたような気がしています。
何をしている時もつきまとってきた不安感は、おなじひとつのことからおきている不安感だったということがわかったからです。
その時々で、やっていることは違うので、どうしても「何をしていても不安なんじゃないか。」という勘違いをしてしまいがちなのですが、その時していることは関係なくて、ずっと、「状況を読む」ということがつきまとっていただけだったんですよね。
だから、何をしていても不安だという方、もしかしたら、不安を感じているのは一部の、限定された要素に対してだけなのかもしれませんよ。
それがわかれば、これからのいろいろなことに対する選択肢が広がると思います!

シェアする

フォローする

関連記事